2018年8月31日(金)大好きな夏が終わる

7月、8月は新しいアルバム『旅の途中』のCD発売記念Liveを3回続けて行っていました。
いずれもたくさんの方に来て頂けて嬉しかった。私も久しぶりにトリオで演奏して、とても刺激的でした。
改めて感じたこともありました。
時々はやりたいと思っています。またお越しください。

夏のチャンドラが今年も終わり、今年思ったことは、こうしてもう12年以上も経っているのですが、
夏のチャンドラは私の宝物だな、ということでした。
縁あって寄せて頂いた北杜市甲斐大泉のチャンドラ。
ここにある大自然と、音楽、ここで会える古い友人や新しい友人、お酒と、
滝での水遊びや美味しいお食事、すべて私の根幹。
水となり血となり骨となり肉となり私を形成しています。
ここで歌う「山形」「山の女神さまと幸せな一日」という曲などは、
空間に格別に親和して響きます。

その前に、広島での田舎ぐらしの経験がもっとベースにあるわけで…。

ジョビンが「私の音楽のすべては Mata atrantica の山々に他ならない」みたいなことを仰ってますが
そういうことっていうのは痛いほどわかる、日本に居ても。
私がジョビンに共感するのは、だから音楽だけではなかったということが、
それはもう、小さい時からそうだったということが、よくわかる。
広い広い世界のなかから、私はジョビンという人に独特のシンパシーを感じて出会ったのだ、とつくづく思う。