2018年10月1日(月)「歌は祈りだ」と

それはジョアン・ジルベルトの言葉として何かで読んだ。
そのとき、私の中にあったものに反応して、ストン、と腑に落ちたのだった。

先日のアケタの店での演奏、渋谷毅さんとのデュオユニット LUZ DO SOL は、
いつもの曲に6月にレコーディングした数曲を織り交ぜて、いつも通りに演奏しました。

演奏の前には渋谷さんと「今日もよろしくお願いします」と軽く乾杯。
渋谷さんが選ぶ曲は いつもながら次に何が出るかわからないのでちょっとドキドキ、
演奏が始まると、その曲のことだけを考えるともなく考えながら、淡々と、
共演者の音に集中して…、、、
短かったような気がしました。

終わって、何人の方から「今日はまた、とても良かった」「楽しみました」
と言って頂けた。
それはもう、最高の幸せ・・・。

あまりにも PR下手な私に、いろいろと、いわゆる「親切な」、
アドバイスをしてくださる方もいらっしゃるのですが、
どうも自分に馴染まないことはどうしてもできない。
できない「事情」だけでなく「性格」もあるし…

でも、この日のような幸せな時間を皆さんと一緒に分かち合って過ごせたなら。
ずっと、続けられたなら。
それだけは本当は、どうやら強く思っているらしいのです。
時代や時間に、押し潰されそうではありますが…。